権藤博氏が語る藤浪晋太郎と侍ジャパンの絆:キャッチボールに込めた想い

元横浜監督・権藤博氏が藤浪晋太郎との侍ジャパンでの秘話を明かし、キャッチボールに込めた想いを語る。

元横浜(現DeNA)監督の権藤博氏(86)が、東京・千代田区の日本記者クラブで「戦後80年を問う」と題した会見を行いました。現役時代は中日でプレーし、プロ1年目から35勝をマーク。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、新人王、沢村賞などのタイトルを獲得しました。

近鉄、ダイエー(現ソフトバンク)、中日で投手コーチを務め、監督としては98年に横浜をリーグ優勝、日本一に導き、17年のWBCでは侍ジャパンで投手コーチを務めました。

会見では、マリナーズ傘下3Aタコマでプレーする藤浪晋太郎投手(31)についても質問されました。権藤氏は「これは言いたいことがいっぱいあります」と言いながら、マシンガントークを繰り広げました。

17年WBCで当時阪神だった藤浪を侍ジャパンに招集したことに触れ「私は小久保監督に藤浪と言った時に、最後までOKが出なかったんです。最後の一枠に潜り込ませた。大事なところでは使いませんから、入れてくださいって」と秘話を公開しました。

権藤氏は「藤浪と大谷と菅野。この3人は日本の宝だと。スケールが違うと。この3人をジャパンから外すわけにはいかないと」と話しました。侍ジャパンでは藤浪をマンツーマン指導。「毎日、キャッチボールの横について、『上下にぶれるのはいいけど、こっち(左右)にぶれるな』と。ぶれるなら、上下にぶれるようにと言った」と話しました。

藤浪がメジャー移籍後も連絡を取り合う仲で「メジャー行って、しばらく良かったんですよね。電話をかけて『頑張ってるな。抜けたり、引っ掛かったりしても、上下に外してる場合はお前の球があれば何とかできる』って」と声を掛けたことを回想。「最近、ちょっと良くないから、それこそ、見に行ってやりたいですよ。キャッチボールの相手をしてやりたいですね」と話しました。

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