慶大野球部の苦戦:早大に連敗、2季連続5位に終わる
慶大野球部が早大に連敗し、2季連続5位に終わった試合の詳細と監督、選手のコメントを紹介。

試合のハイライト
慶大野球部は、早大との対戦で手痛いミスが勝敗を分けました。5-5の8回2死一、二塁の守備で、遊撃手が三塁へ悪送球。ボールが転々としている間に山口力がホームへ生還を果たし、勝ち越し点を与えました。1点を追う9回は2死満塁までチャンスを作ったものの、1本が出ずに競り負け、2季連続5位に終わりました。
試合の流れ
一時は4点ビハインドを背負いながら、7回2死一、二塁から慶大の中塚遥翔(2年=智弁和歌山)が左中間越えの同点2点適時打で振り出しに戻しました。伝統の一戦で、2万9000人の観衆の前でぶざまな戦いを見せるわけにはいかないという意地が追い上げムードを作りましたが、逆転するまでには至りませんでした。
監督と選手のコメント
堀井哲也監督(63)は「勝ちきれなかったことに尽きる」と悔やみ、主将の外丸東真投手(4年=前橋育英)は「勝負どころの接戦を落とし、自分たちの弱さが出てしまった」と振り返りました。
試合の詳細
慶大は、1回裏早大1死三塁、小沢の右飛を横地右翼手が落球し先制点が入るなど、守備のミスが目立ちました。しかし、中塚遥翔の同点2点適時打で試合を盛り返す場面もありました。
今後の展望
慶大野球部は、今回の敗戦を糧に、次期シーズンに向けてさらなる強化を図ることが期待されます。選手たちの成長とチームの結束力が、今後の試合での活躍を左右するでしょう。