大谷翔平の名言を胸に!春日高校剣道部が前回女王を撃破【玉竜旗高校剣道大会】
春日高校剣道部が大谷翔平の名言を合言葉に、前回女王を撃破。玉竜旗高校剣道大会での熱戦をレポート。

春日高校剣道部の快進撃
2025年7月25日、照葉積水ハウスアリーナで開催された玉竜旗高校剣道大会の女子2回戦で、春日高校(福岡)が前回優勝の龍谷高校を破る金星を挙げた。この勝利の立役者となったのは、次鋒の安部華由穂(2年)だ。
安部は「前年度優勝だからといって自分と大きく力の差があるわけではない。いけると自信を持って臨んだ」と語り、165センチの長身を生かした飛び込み面や返し面を軸に攻め、相手の先鋒と次鋒を撃破。中堅に引き分け、奪ったリードを後続が守った。
大谷翔平の名言がチームの合言葉
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝前に語った「憧れるのをやめましょう」が、春日高校剣道部の合言葉となっている。中村学園女子を筆頭に、全国レベルの強豪が集う福岡県中部ブロックを戦う心構えとして胸に刻む。前回女王への「憧れ」を捨ててつかんだ白星に、安部は「冷静に試合ができた」とうなずいた。
文武両道を目指す春日高校
学校のある春日市の近郊は剣道が盛んで、選手たちは文武両道を目指して集まる。春日中時代、九州の強豪が集まる大会で団体2位になった安部は「自分の雰囲気に合っていた」と地元の高校に進学した。
7限までの授業を受けた後に稽古をする日もあり、強豪校と比べると練習量は多くない。それでも選手同士で積極的に意見交換するなど工夫。大将の木原伶寧(3年)は「とても明るく、仲がいい。ほどよい緊張感もある」と明かす。全国総体福岡県予選で8強入りし、準々決勝では玉竜旗で2度3位に入った伝統校の福翔と接戦を演じた。
今後の目標
今大会の3回戦では常磐(福岡)に惜敗したが、選手たちの表情に悲愴(ひそう)感はない。来年に向けて安部は「2日目まで勝ち上がって、ベスト4まで目指したい」と大きな目標を掲げた。
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