巨人・森田駿哉が圧巻の2連勝!7回無失点で2勝目を飾る
巨人の森田駿哉投手が7回無失点の好投で2連勝を達成。セ・リーグ2位の巨人が中日に快勝し、貯金「1」とした。

巨人・森田駿哉が圧巻の2連勝!7回無失点で2勝目を飾る
セ・リーグ2位の巨人は12日、中日に快勝し、貯金「1」とした。6日のプロ初勝利から中5日で先発した2年目の森田駿哉投手(28)が、自己最長7回を2安打無失点、6奪三振の好投。先発陣に不振や故障離脱者が相次ぐ中、真夏の9連戦(中止1)で圧巻の2連勝を飾った。
初めての7回マウンド
初めて踏んだ七回のマウンド。2死一、二塁。森田は高校日本代表でともにプレーした岸田のサインにうなずき、投じた97球目。「いつ代わるか分からない。悔いがないように、一球一球投げようと」。前日の試合で本塁打を放った山本を3球続けたフォークボールで空振り三振に仕留め、グッと拳を握った。
ベテランの助言
一回は先頭ブライトに二塁打と2四死球でいきなり1死満塁の立ち上がり。「なかなかストライクが入らなくて。きょう、どうなるんかなって思った」。浮足立つ左腕を百戦錬磨のベテランが救った。三塁から坂本がマウンドに歩み寄り、声を掛けられた。「大丈夫だよって言っていただいてたんで、それを信じて」。チェイビスを遊ゴロ併殺打に打ち取り、勢いに乗った。
少年時代の思い出
富山出身の入団2年目左腕は少年時代から、巨人と縁があった。同地での主催試合を現地観戦。阿部現監督をはじめ、内海現コーチ、高橋由伸氏、李承燁(イ・スンヨプ)氏らがデザインされた文房具を使用し「原(辰徳)さんの下敷きを小学校の5年間くらい使っていた」と振り返る。テレビ越しに何度も見つめた東京ドームで、当時から主力だった坂本をバックに投げ「小さい頃から見ていた人たちの中で投げられているのはすごい不思議な感じ。光栄というか、僕自身うれしいことでもある。そういう人たちに迷惑をかけないように、いつもマウンドに上がっている」と感謝した。
阿部監督の賛辞
井上が不振、グリフィン、西舘が故障で先発陣に離脱者が続出する中、先発デビューした8月の9連戦で2連勝。デビューから15イニング自責点0で防御率0・00の28歳に、阿部監督は「素晴らしい内容。社会人も出ているし、自分で責任感を持ってやってくれている」と賛辞を贈った。
今後の展望
岸田とともに同学年で高校日本代表に選ばれた主砲の岡本も、左肘靱帯(じんたい)損傷から1軍復帰が近づいている。今度は、3人でお立ち台へ―。「僕がそんな、おこがましいですけど、2人はずっと活躍していますし、そこに負けじと、一緒に1軍の舞台で結果を出していけたらいい」と森田。「96年世代」で巨人軍の新たな歴史を築く。