早大主将山口智規が語る箱根駅伝総合優勝への道:夏合宿での鍛錬とチームの底上げ
早大主将山口智規が夏合宿での鍛錬とチームの底上げを通じて、箱根駅伝総合優勝を目指す決意を語る。

山口智規の夏合宿での取り組み
2025年8月18日、早稲田大学陸上競技部は新潟・妙高高原で夏合宿を行い、主将の山口智規(4年)が取材に応じた。山口は、今年の箱根駅伝(1月2、3日)で総合4位となった早大の目標について、「総合優勝を目指すためには、チーム全体の底上げが必要だ」と力強く語った。
個人の強みとチームの底上げ
山口は、夏合宿中にチームメンバーに対して「自分の強みを見つけ、自信を持って取り組むこと」を強調した。彼自身も、今季のトラックシーズンから好調を維持しており、6月の日本学生対校選手権(岡山)では1500メートルと5000メートルの2冠を達成。7月の日本選手権(東京)では1500メートルで2位に入り、ホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会では5000メートルで日本人学生歴代3位、早大記録となる13分16秒56をマークした。
チーム全体の雰囲気と鍛錬
主将として、山口はチーム全体の良い雰囲気を感じ取っている。「総合優勝するためには、弱点を強みに変えるくらいの勢いで練習に取り組んでいる。今までにないチームカラーだと思います」と述べ、勝負の駅伝シーズンに向けて、さらなる鍛錬を積み重ねる決意を示した。
今後の展望
早大は、箱根駅伝での総合優勝を目指し、夏合宿での鍛錬を糧に、チーム全体の底上げを図る。山口智規を中心としたチームの結束力と、個々の強みを活かした戦略が、今後の駅伝シーズンでの活躍を期待させる。