2025年シーズン開幕からまもなく2ヶ月が経過するプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが発生しているが、二軍暮らしが続いている選手にとっては、大きなチャンス。是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がない中日ドラゴンズの選手、草加勝に焦点を当てたい。

草加勝のプロフィール

• 投打: 右投右打
• 身長／体重: 182cm／77kg
• 生年月日: 2001年11月21日
• 経歴: 創志学園高 - 亜細亜大
• ドラフト: 2023年ドラフト1位

プロ1年目の苦難

ルーキーイヤーは右肘手術により、リハビリ生活を強いられた草加勝。プロ2年目の今季はすでに実戦復帰しており、一軍デビューが期待されている。

大学時代の活躍

亜細亜大では3年秋に最優秀防御率に輝くと、4年時には大学日本代表に選出。迎えた2023年ドラフト会議では外れ1位で2球団が競合し、抽選の末に中日ドラゴンズへの入団が決まった。

プロ2年目の挑戦

プロ1年目から活躍が期待されたが、1月の新人合同自主トレーニング期間に右肘の違和感を訴えて離脱。さらに、2月には右肘内側側副靭帯再建術（通称トミー・ジョン手術）を決断し、ルーキーイヤーはリハビリに費やすことになった。

順調な復帰

プロ2年目の今季は、4月30日の二軍戦で実戦復帰すると、3者連続三振を記録。5月10日には2度目のマウンドに上がるなど、順調なステップアップを見せている。2025年中に一軍マウンドへ立つことはできるか。