ハルク・ホーガンの生涯

ハルク・ホーガン（本名・テリー・ボレア）は1953年8月11日、フロリダ州タンパで生まれました。当初は「ラッカス」というバンドでロックスターを目指していましたが、1977年8月10日にプロレスラーとしてデビューしました。

映画『ロッキー3』での活躍

1983年公開の映画『ロッキー3』で、ホーガンは俳優シルベスター・スタローンが演じる主役「ロッキー・バルボア」と戦うプロレスラー「サンダーリップス」役を演じ、その名を広く知らしめました。

WWF世界王座獲得

1984年1月23日、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでアイアン・シークを破り、WWF（現・WWE）世界王座を獲得しました。これにより、ホーガンはトップレスラーとしての地位を確立しました。

レッスルマニアの成功

1985年3月31日、マジソン・スクエア・ガーデンで開催された「レッスルマニア」で、ホーガンは『ロッキー3』に出演した俳優ミスター・Tとタッグを組み、ロディ・パイパーとポール・オーンドーフと対戦しました。この大会は大成功を収め、現在のWWEが世界最大の団体となる礎を築きました。

日本プロレスでの活躍

1980年5月、ホーガンは新日本プロレスに来日し、必殺技「アックスボンバー」とリングに上がった時の「イチバン～！」の雄たけびで、トップレスラーとして絶大な人気を獲得しました。

心停止による救急搬送

2025年7月24日、ホーガンはフロリダ州クリアウォーターの自宅で心停止により救急搬送されました。死因は不明ですが、その偉大な生涯とプロレス界への貢献は永遠に記憶されることでしょう。