オビ・トッピンは2年前にニックスからペイサーズへとトレードされ、新たなキャリアをスタートさせた。ニックス時代はジュリアス・ランドルの影に隠れていたが、ペイサーズでは先発のチャンスをつかみ、チームの重要な役割を担っている。

昨シーズンはレギュラーシーズンとプレーオフの全試合に出場し、今シーズンも欠場は3試合だけ。彼の身体能力を生かした突破力とディフェンス、リバウンドはチームにとって欠かせない要素となっている。

特に、トランジションでの縦への突破力は、ペイサーズの攻撃に大きなアクセントを加えている。リック・カーライル監督は、トッピンの爆発力を高く評価しており、司令塔のタイリース・ハリバートンやセカンドユニットのTJ・マッコネルも、彼のプレーを最大限に引き出している。

NBAファイナルを前に、トッピンは「ついにNBAファイナルだ」とワクワクを抑えられない様子。サンダーとの対戦に際し、彼は「相手をイラつかせる選手もいるし、ウチのファンも負けていない。想像するとたまらないね。試合が待ち遠しいよ」と語った。

ペイサーズの攻守にエネルギーをもたらすオビ・トッピン。彼の活躍が、チームを勝利へと導く鍵となるだろう。