【男子バスケ】日本代表、54年ぶりのアジア制覇へ!強豪イランとの激戦に注目
日本男子バスケットボール代表が54年ぶりのアジア制覇を目指し、強豪イラン代表との対戦に臨む。アジアカップ2025の見どころを紹介。

日本代表の挑戦
2025年8月5日から17日にかけて、サウジアラビア・ジッダで開催されるFIBA男子アジアカップ2025。日本男子バスケットボール代表は、1971年以来となる54年ぶりのアジア制覇を目指して戦いに臨みます。初戦は8月6日のシリア戦で、その後の8月8日には強豪イラン代表との対戦が控えています。
イラン代表の実力
イラン代表はFIBA世界ランキングで28位(アジアカップ本戦出場チームでは4番目)に位置し、過去に3度のアジアカップ優勝(2007年、2009年、2013年)を誇る強豪です。前回大会では予選グループで日本を88対76で破り、日本にとって最大のライバルとなっています。
注目選手
イラン代表のパワーフォワード、アーセラン・カゼミ選手は身長202cmの大柄な選手で、イラン人として初めてNBAドラフトで指名を受けたチームの中心選手です。35歳の大ベテランながら、1試合平均のリバウンドはチーム最多の8.2回と、ゴール下での存在感は圧倒的です。カゼミ選手がイランを12年ぶり4度目のアジアカップ優勝に導けるか、注目が集まっています。
イランのバックグラウンド
イランは日本の約4倍の広さを誇り、地域によって気候が大きく異なります。南西部では夏の平均気温が40度以上になることもあり、空気が乾燥して晴れの日が多い気候が特徴です。この気候は、世界一高価なスパイスとして知られるサフランの生産に適しており、その生産量は世界の90%を占めています。また、ペルシャ絨毯は世界に誇る高級品として知られています。
日本の戦略
日本代表は、イラン代表の強力なリバウンドとパワープレーに対抗するために、速攻と外角からのシュートを武器に戦うことが鍵となります。特に、イラン代表のカゼミ選手をいかに抑えるかが勝敗の分かれ目となるでしょう。
アジアカップ2025の展望
日本代表が54年ぶりのアジア制覇を達成するためには、グループBの強豪イラン代表を突破することが必須です。8月8日の対戦は、日本代表にとって大きな試練となるでしょう。