巨人・甲斐拓也が語る侍ジャパンと村田善則コーチの存在

侍ジャパンでの経験と村田善則コーチとの関係が、巨人移籍を決断した甲斐拓也捕手に大きな影響を与えている。

甲斐拓也が激白…“もう 1 つ”の移籍理由「ずっと一緒にやっている」 感謝する存在

侍ジャパンに初めて選出されたのは 2017 年 11 月。その年からジャパンに入って、ずっと一緒にやっている村田善則総合コーチと出会った。日の丸を背負った際、いつも隣で支えてくれる存在だった。

2023 年 3 月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、現ドジャース・大谷翔平投手を中心に世界一に貢献した。甲斐も侍ジャパンの一員として、懸命に投手陣を引っ張った。選手以上に首脳陣が研究を重ねているからこそ、グラウンド上でも勇気を持ってプレーができる。常に“根拠”を与えてくれる村田コーチを、自然と信頼するようになっていった。

ジャパンでも、ちゃんと話をして『いってもいいから』っていう話し方はしてくれていました。(シーズン中も)ちょこちょこ連絡はいただいていましたし、ジャイアンツに来てからも、村田さんには助けられています。

ソフトバンク時代の同僚右腕も証言…「すごく準備される方」

ソフトバンク時代に同僚だった泉圭輔投手も「日本を代表する捕手。(状態が)いい時も悪い時も、僕のことをよく知ってくれている。去年 1 年で変わった姿を、ボールを通じて知ってくれたら」と声を弾ませる。実績のある捕手が加入したことで、巨人の投手陣にはどんな影響を与えるのか。甲斐をよく知る 1 人として、泉は「情報の量が半端ないです」と代弁する。

扇の要を担ってきた甲斐はいつも、相手チームのデータや傾向をまとめて、自筆でノートにまとめていた。“半端ない情報量”で、投手陣を引っ張ってくれる。泉も「すごく準備される方です。試合にかける思い、チームにかける思いは人一倍強い方だと思うので。そこに乗っかってアシストというか。一緒にいいものを作っていけたら」とうなずいた。

巨人では阿部慎之助監督が現役時代に背負った背番号 10 を託された。「ジャイアンツもすごく伝統のある球団。ホークスとはまた違うなというのは感じますね。すごく新鮮ですし。このユニホームを着てやるのは、僕個人としても嬉しいことです」と背筋を伸ばす。移籍することを「挑戦」だと表現し、自ら重圧の中に身を投じると決意した。新しいチームメートとともに、セ・リーグの頂点を目指す。

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