若隆景、関脇復帰で名古屋場所に向けて猛稽古!9勝3敗の好調維持
若隆景が14場所ぶりに関脇に復帰し、名古屋場所に向けて猛稽古を重ねています。9勝3敗の好調を維持し、さらなる上位を目指します。

若隆景、関脇復帰で名古屋場所に向けて猛稽古
大相撲名古屋場所(13日初日、IGアリーナ)で14場所ぶりに関脇に復帰した若隆景(30=荒汐部屋)が8日、名古屋市中川区の同部屋で出稽古に訪れた幕内・狼雅(26=二子山部屋)らと連続で12番取って9勝3敗の好成績を収めました。
稽古での活躍
右四つを得意とする狼雅に対して、若隆景は左おっつけで圧力をかけ、持ち味を存分に発揮しました。若隆景は「出稽古に来てくれたので、一緒に稽古できて良かった。変わらず、下からという攻めで」と語り、約2時間の稽古でたっぷりと汗を流しました。
暑さ対策と集中力
名古屋の暑さに対応しながら、若隆景は「暑いので、そんなに長く番数はこなしていないけど、“短い時間で集中してやるように”と親方からも言われている。それを意識しながら稽古している」と述べ、集中力を高めた稽古を進めています。
今後の目標
先場所では、三役では初優勝した22年春場所以来の12勝を挙げ、技能賞を受賞。三役で3場所33勝が目安となる大関獲りの起点としています。若隆景は「ケガしてから2年半。関脇に戻ってこられたので、充実した気持ちはある。でも、気を引き締めてやっていきたい」と意気込みを語りました。
さらに上の番付に向けては「自分の相撲を取り切ることが大事だと思うので、そこだけに集中してやっていきたい」と力を込めています。
まとめ
若隆景は関脇復帰を果たし、名古屋場所に向けて好調を維持しています。今後の活躍が期待されます。