鈴木誠也、オールスター冷遇をバネにリーグトップ80打点達成!怒りの26号3ランでカブス勝利
鈴木誠也がオールスター冷遇をバネにリーグトップ80打点を達成。怒りの26号3ランでカブスを勝利に導いた。

鈴木誠也、オールスター冷遇をバネにリーグトップ80打点達成!
2025年7月18日(日本時間19日)、シカゴ・カブス対ボストン・レッドソックスの試合で、カブスの鈴木誠也外野手(30)が3番・DHとしてスタメン出場。球宴休み明けの初打席で左中間へ26号先制3ランを放ち、これが決勝アーチとなった。鈴木は4打数2安打、3打点を記録し、チームの勝利に大きく貢献した。
怒りの26号3ラン
鈴木はシーズン後半戦の初打席を1回無死一、二塁と絶好の先制機で迎えた。直近6試合の防御率が0.70の相手エース右腕ジオリトが連続四球と苦しむ中、外角高めの見逃せばボール球という初球の150キロの直球をたたいた打球は、バックスクリーン左に飛び込む26号3ランとなった。
チームの歓喜
チームカラーの白と青で染まった本拠地リグリーフィールドの4万1011人満員観衆が沸き返る中、鈴木はベースを一周すると、ベンチに戻って「ハイタッチトンネル」をくぐり抜けながら、ナインから盛大にヘルメットをはたかれた。
リーグトップの打点
これで試合終了時点でリーグトップに立つ80打点、26本塁打は同4位となった。15日(同16日)にアトランタで開催されたオールスターに選ばれなかったのがジョークのような成績だ。米メディアとSNSはこぞって、この日の鈴木を『All Star snubbed(オールスターに冷遇された)』と表現した。
米メディアの反応
米スポーツブックのボバダは「打点はリーグ最多で、オールスターに冷遇された鈴木誠也が後半戦の初打席でホームラン」と、炎の絵文字入りでツイート。米SNSは「オールスターに冷遇されたセイヤの怒りが、これから多くの対戦相手にダメージを与えることになるだろう」「オールスターに冷遇された鈴木誠也から、これがおまえたちへの答えだ(アーチ動画添付)」と、恨みの声も上がった。
レッドソックスの反撃
一方、レッドソックスの吉田正尚外野手(32)は8回に代打出場し、空振り三振。チームの今季最長の連勝は「10」で止まった。
鈴木誠也の活躍は、今シーズンのMLBを大きく盛り上げるものとなった。今後の活躍にも期待がかかる。