【陸上】沖縄全中女子2025:今村好花の連覇へ、北村環奈の200mに注目

2025年沖縄全中女子陸上競技大会で、今村好花の連覇と北村環奈の200mに注目。中学記録更新の可能性も。

2025年8月17日から20日まで、沖縄県総合運動公園競技場で第52回全日本中学校選手権が開催されます。女子競技では10種目が行われ、特に注目されているのが100mハードルの今村好花と200mの北村環奈です。

今村好花の連覇へ

今村好花(太宰府東3年・福岡)は、100mハードルで前回優勝を果たし、今年も連覇を目指しています。7月には中学記録を0.14秒更新する13秒28を3度マークし、史上3人目の連覇を狙います。全中ではタイムよりも順位が重要ですが、条件次第ではさらなる記録更新の可能性も秘めています。

北村環奈の200m

200mでは北村環奈(桔梗が丘3年・三重)が前回に続く日本一を目指します。春先は25秒台が続きましたが、7月に24秒70の自己ベストを記録し、8月の東海大会では24秒46(+0.8)と大きく記録を更新しました。昨年のU16大会150mで入賞したバログン・イズミ(千住ジュニア2年・東京)の走りにも注目が集まっています。

その他の注目選手

  • 100m: 大喜多胡乃(豊中十一3年・大阪)が11秒83で今季中学リストトップに立っています。山崎璃桜(シュブスタンス3年・福岡)、酒井菜夏(北鳴3年・石川)、岡嶋莉子(入船3年・千葉)と11秒台スプリンターがしのぎを削ります。
  • 800m: 2年生の中西彩葉(京山・岡山)が、昨年の石原万結(現・仙台育英高)に続くチーム連覇を目指します。また、2年前の優勝者・人見仁菜(足寄3年・北海道)もケガから復調の兆しを見せています。
  • 1500m: 是枝愛香(内部3年・三重)と原梨珠(赤穂3年・長野)が4分27秒台のベストで並び、今季リスト3位以下を大きく引き離しています。

フィールド種目

フィールド種目では混戦が予想されます。走高跳では京谷桃羽(流山南部2年)と吉田灯織(茂原3年)が1m70以上を跳んでいます。走幅跳では小畑千愛(河北3年・和歌山)が近畿大会で5m89を跳ぶなど好調です。砲丸投では上出舞華(高蔵寺3年・愛知)が今季ただ1人15mオーバーとなっていますが、東海大会では上出を抑えて藤原茉央(白子3年・三重)が勝利しました。

四種競技

四種競技では渡邉結愛(市場3年・神奈川)、矢野夏音(旭東3年・大阪)がすでに3000点オーバーを記録しています。清水琴心(AKS TC3年・千葉)や野口咲彩(鶴ヶ島藤3年・埼玉)を含めた選手たちが日本一を目指します。

競技の様子は大会の公式YouTubeチャンネルで連日配信される予定です。

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