バレーボールから陸上へ!瀬古優斗の驚異のジャンプ力が世界選手権へ導く
瀬古優斗、バレーボールから転向し走り高跳びで日本歴代2位の2メートル33を記録。世界選手権出場へ大きく前進。

バレーボールから陸上へ、異色の経歴
瀬古優斗(27歳)は、小学2年から母親の影響でバレーボールを始めました。しかし、中学時代にバレーボール部の部員が少なかったため、陸上部に入部。当初は走り幅跳びに打ち込み、途中から走り高跳びに転向しました。
驚異のジャンプ力で日本歴代2位
2025年8月16日、瀬古は男子走り高跳びで日本歴代2位に並ぶ2メートル33を記録し、優勝しました。この記録は、9月の世界選手権東京大会の参加標準記録(2メートル33)を突破し、日本代表入りへ大きく前進しました。
世界選手権出場を目指して
瀬古は、7月の日本選手権では2メートル15で5位に終わりましたが、その後、欧州へ渡り助走を修正。踏み切り前の4歩で地面をすりつぶすように踏み込んで垂直方向へのパワーをため、悠々とした跳躍につなげました。
今後の目標
瀬古は現在、滋賀県スポーツ協会の職員として陸上の指導に携わりながら競技を続けています。「世界選手権に出られることを前提にして、今日以上のものを出すためには何ができるかを考えていきたい」とさらなる高みを見据えています。
瀬古優斗のプロフィール
- 生年月日:1998年3月16日
- 出身地:大津市
- 経歴:草津東高、中京大を経て滋賀レイクスターズに就職したが、競技に本腰を入れるために退社。現在は滋賀県スポーツ協会の職員で、陸上スクールのFAAS所属。