守りの要・菊池主将がチームを牽引!高校野球茨城大会での奮闘
中央高校の主将・菊池陸斗が守備の要としてチームを牽引し、茨城大会での奮闘を振り返る。

2025年7月18日、ノーブルスタ水戸で行われた第107回全国高校野球選手権茨城大会3回戦。中央高校の主将で捕手の菊池陸斗(3年)は、四回裏に2点を先制された後、相手の攻撃を終わらせると、守備陣をベンチ前で待った。一人ひとりと左手でタッチしながら「切り替えようぜ」などと声をかけ、仲間を鼓舞した。
昨秋に部員全員に推され、主将についた菊池。伊藤剛監督は「常に周りに目を配ることができ、どんどん指示も出せる」と評価する。この日も「守備についた全員の1歩目の踏み出しがよかった」と分析。事前の研究で打者ごとに守備位置も変え、チームの失策は1に抑えた。
最後の試合は、チームとして、事前の準備と心構えが十分にできたと思う。将来は警察官になりたいという菊池は、「野球では、チームを引っ張ることを学べました。この経験を生かしたい」と将来を見据えている。
【写真】チームメートに声をかける中央の主将菊池陸斗=2025年7月18日、ノーブルスタ水戸、斎藤茂洋撮影